2012年04月28日

グアルディオラ「空っぽになった。充電が必要なんだ」

「私は空っぽになったし、充電が必要なんだ」。これがジョゼップ・グアルディオラが、FCバルセロナ監督を辞する決断を下した理由だ。バルサを率いて4年。指揮した試合数はクラブ歴代3位となり、13のタイトルも獲得した。自らにもうこれ以上バルサを率いるエネルギーがないと判断したことで、彼はさよならを選択した。「バルサの監督として、4年間は永遠のようなものなんだ。時間が全てを消耗させ、私も消耗した。後を継ぐ人物は、私に与えられなかったものを提供してくれるだろう。要求されるレベルは非常に高かった。そして監督は強くあり、選手たちにエネルギーを伝えられなければならない。私は力を取り戻す必要があるし、休むことによってそれをするつもりだ」
【やるべきことをする】
我が家だと考える場所を去るのはグアルディオラにとって簡単なことではかったが、バルサとの感情的な結びつきによって「決断を鈍らせたくはなかった」のだと彼は言う。「このクラブは間違いなく最高の場所だ。けれども私は、自分がすべきことをする。疲弊した状態で続投しては、選手たちにも自分にも良くない結果になっていただろう。私は彼らをとても大事に思っている。だからただここにいるということのために、彼らをダメにすることはできなかったんだ」
【選手たちへの感謝】
この4年間に渡って指揮を執ってきた選手たちのプロフェッショナリズムに、監督は改めて感謝の気持ちを述べた。「彼らのような選手たちの監督をできた私は、本当に恵まれていたよ。彼らのおかげでこの仕事を楽しめたし、彼らが現実のものとした数え切れないほどのすばらしいプレーやゲームに感謝をしたい。それ以上に価値あるほうびなんてないよ」
そのなかでグアルディオラは、数週間前に肝移植手術を受け、回復中のアビダルについても語るとともに、ケイタのことを「ここでの私の(仕事内容を測る)温度計だった」と表現している。
また彼はサンドロ・ロセイ会長や彼の理事会、そして前ジョアン・ラポルタ会長たちから受けたサポートについても感謝の気持ちを表した。
【良い仕事をした】
グアルディオラはそして、こう語った。「良い仕事を行えたという感覚をもって 私は去るし、ここでのことは私の誇りだ。先人たちに教えられたことに、私は何一つ背かなかった。そして自分自身に対する平穏とともに去るんだ」。フットボールとは少し距離を置きたいという監督は、現時点では再びベンチに座ることは考えていないという。「いずれは監督業に戻るだろうけれど、もし今そうするとなれば、私はこの空っぽの状態を満たすことはできない」
FCバルセロナを去る可能性については、昨年の秋ごろにはすでに頭にあり、サンドロ・ロセイ会長やアンドニ・スビサレッタSD(スポーツディレクター)にはそれを伝えていたという。「これまでの間、私が生み出してしまった不安を申し訳なく思う。まるでもったいぶっているようだったね。長引かせすぎてしまっ たのは、間違いだったかもしれない」
posted by リオネル at 23:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月19日

火曜日に逆転だ(1-0)

ミュンヘンへの道のりが平坦なものだとは誰も言ってはいない。スタンフォード・ブリッジで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグは、ホームのチェルシーが1-0で先勝。FCバルセロナは2つのシュートが枠を叩くなど運もなく、前半アディショナルタイムのドログバのゴール(唯一の枠内シュート)をチェルシーが守りきり、最少得点での勝利を手にしている。そのプレーを除くゲームはグアルディオラチームが支配していたが、ホームチームの堅い守りとツェフの好守、そしてポストがバルサのゴールを阻んだ形だ。

この結果、FCバルセロナは次週火曜日にカンプノウで行われるセカンドレグでの逆転勝利を義務付けられた。この試合によって、ミュンヘン行きのファイナリストが決まる。ロンドンでのもやもやを吹き払うために、完璧な夜としなければならない。

【報酬なき支配】 FCバルセロナのボール支配は、キックオフと同時に始まっている。試合開始の笛が鳴るや、チェルシー陣内でボールを展開するアスルグラナ。ホームチームは4人のDF、5人のMFによる2本のラインで守備組織を構築していた。守備の任務を授けられていなかったのはドログバのみ。最初のゴールチャンスは10分のアレクシスによるもので、イニエスタのスペースへのパスに抜け出したサンチェスのシュートは、惜しくもクロスバーによって弾かれている。不運。

【ドログバが決める】 前半はまさにバルサ一色だった。ブルーズ陣内でのポゼッションとパス回し。バルセロナは辛抱強くチャンスを窺い、その好機も繰り返し訪れていた。とりわけ惜しかったのは、決まったかと思えた左足シュートを2本外したセスクだ。チェルシーはカウンターアタックに全てを託し、そしてハーフタイム直前にその褒美を手にする。ボールを奪っての速攻から、最後はラミレスのセンタリングをドログバが押し込んで1-0。そこまで圧倒的に優勢だったバルサにとっては、冷や水を浴びせられる失点だった。

【遠いゴール】 後半に入っても、大勢にさほど変化はなかった。スタンフォード・ブリッジで自らアクションを起こすのはFCバルセロナのみ。リードを手にして落ち着いたチェルシーは一切のコンプレックスなく、自陣深くで守備を固めていた。彼らにはアレクシスのシュートがわずかに外れるなど運も味方し、プジョルのヘディングもツェフがクリア。ゲーム終了間際には劇的ゴールの再来かという場面もあったが、ペドロのシュートはまたもポストに弾かれ、跳ね返りを打ったブスケッツのシュートは枠を捉えなかった。火曜日の試合では、運が好転することを願おう。

【チェルシー1-0FCバルセロナ】 <ゴール>
1-0 ドログバ(46分)
posted by リオネル at 22:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月17日

マスチェラーノ「まずチェルシー」

「しばらくの間はリーガを頭の片隅に仕舞って、チェルシーのことを考えたいんだ。僕たちはヨーロッパ最高峰のコンペティションの決勝に、また行ける可能性があるんだからね」。チャンピオンズリーグ(CL)とリーガの両タイトル獲得にむけ天王山となる一週間を前に、ハビエル・マスチェラーノはそうチームのメンタリティを表している。
その意味でマスチェラーノは、水曜にスタンフォード・ブリッジで行われるCL準決勝ファーストレグの結果が、非常に重要な意味を持つと強調する。「かなり難しい戦いになるだろうし、強力なフィジカルと経験豊富な選手たちを擁するチームを相手にファーストレグで良い結果を得ることに多くが懸かってくるだろう」
【水曜の試合の重要性】
マスチェラーノは言う。「今、一番大事なのは水曜日の試合だ。リーガやマドリーのことは、その後で考えるよ。僕たちはCLの準決勝にいて、決勝戦へ勝ち上がる新たなチャンスを手にしている。レアル・マドリーのことを最初に考えるのは大きな間違いだよ。何故なら水曜日には非常に難しい試合が控えていて、それがこのラウンドの行方を決めるからね」
シーズンもこの段階までくれば、どのコンペティションであってもバルサに「失敗の余地はない」とマスチェラーノは言い切る。その点で彼が誇らしく思うというのが、逆転勝利を収めた土曜日のレバンテ戦でチームが見せたようなファイティングスピリットだ。「人が最後に失うのが信念だし、僕たちは自分たちに信念を持っている。フットボールでは最後はどうなるか分からないけれど、今の僕たちの勢いは重要だ。シウダード・デ・バレンシアでの勝利は、確実に僕たちを強くする。特に僕たちはチームスピリットを感じ続けているからね。僕たちは活発だし、打ち負かされたりしない。困難と闘い続けていくよ」
マスチェラーノは仮説について話すことを望んではおらず、そういった理由から、もしチームが土曜日にマドリーに勝利した場合、リーガ優勝がより近づくことについて評価したがってはいない。「たとえ僕たちが残り試合に全部勝ったとしても、他チームの結果次第であることを僕たちは知っているんだ。マドリーは4ポイントのリードを持っていて、僕たちは次の週末、自分たちに彼らに勝つ力があるかどうかを見なければならない。僕たち次第ではないんだ。でも今はまず水曜日の、スタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦さ」
【進歩の精神】
自身のフォームに関しては、満足しているとマスチェラーノは言う。「連続して出場機会があって、チームも上手くいっている時は、個人のパフォーマンスも上がるものさ。僕は個人の進歩が求められるチームにいる。実際、チームの各人がより少し多くを、持てるベストを出さなければならないんだ。特にシーズンもここまでくればね」
【メッシとチーム】
チームがメッシの得点力に依存しているかと問われ、マスチェラーノはバルサの10番の決定力を強調しながらも、同時に他の選手たちについても語っている。「チームに最低でも1ゴールを決めるか、仲間をアシストしてくれる選手がいることを僕たちは知っているよ。メッシは決定的な選手だし、世界最高の選手がチームにいるということは、それは少し彼に頼る傾向があるということだ。何故なら彼はゴールに飢えているし、どんな試合でも彼が決める可能性が高いからね。でもセスクやチャビ、アレクシス、イニエスタのゴールによって僕たちが勝ち残ってきたことにも言及しなければならない」
posted by リオネル at 12:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする